ナガセヴィータの保有技術

素材を活用した処方設計に関する技術

素材を配合した食品やパーソナルケア製品を試作、その違いを明らかにし、優れた配合処方を提案するなど、単に素材だけでなく、その用途を含めて開発しています。

食品やパーソナルケア製品といった我々の生活を支える物品には様々な成分が含まれます。
それら物品を改良する際には、単純に成分を添加、削減しただけでは、商品として望まれる諸性質を維持した配合を組み上げることはできません。
私たちは、お客様との長年の関係性の中で培ってきた実経験をもとに、単に素材をお届けするだけでなく、
機能豊かな新たな配合を生み出し、その機能性を科学的に検証したうえで、お客様へと提案し、お客様と対話・共創することで、お客様の抱えるお悩みに対するソリューションを提案しています。

食品分野

食品分野では求められる味質・食感・機能に基づき​、それらの要求にこたえるレシピを設計しています。​例えば、植物由来成分のみの配合で​健康・環境に配慮した美味しいプラントベース食品を​実現しています。​

パーソナルケア分野

パーソナルケア分野では、自社の素材をご使用いただく目安となるよう、スキンケア・ヘアケア処方や市場のトレンドに合わせた様々な処方事例を作成し、お客様へ発信しています。

作用効果の科学的理解から、新たな提案へ

レシピ中で私たちの素材や製品がどのように効果を発揮しているのかを科学的に調べることで皆様に安心、納得してご利用いただけるように情報発信するとともに、新たな素材/用途の研究開発へと還元しています。
例えば、我々の製品である糖質を配合したときに、食品やパーソナルケア製品等の最終製品中でどのような形態を維持しているのか、実際に拡大して目で観察するとともに、その他の分析手法を用いて状態を明らかにしています。

製品配合による成分の安定化において、単に外観など官能評価だけでなく、成分分析から、どの物質に増減があるかを定量化し、官能評価の科学的裏付けを行い、効果の推定メカニズム情報とともに提供することで透明性をもってお客様にご使用いただいております。

様々なストレスで生じるタンパク質の凝集体について、動的光散乱法(DLS)を用いてサイズや粒子数を分析することで、自社素材のタンパク質安定化効果を評価しています。

保有技術について

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