JICA「2025年度 中小企業・SDGsビジネス支援事業」にトレハロースを活用した農業支援事業が採択されました

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このたび、ナガセヴィータ株式会社が提案した事業が、独立行政法人国際協力機構(JICA)による「2025年度 中小企業・SDGsビジネス支援事業~ニーズ確認調査~」に採択されましたのでお知らせいたします。

本事業は、日本企業の優れた技術や製品を開発途上国の課題解決に活用し、企業の海外展開を支援する制度です。今回当社が採択された「ニーズ確認調査」は、現地の開発ニーズと自社技術の適合性を検証する、事業化に向けた初期段階の調査を支援するものです。

当社は今回、パキスタン国農作物向けトレハロース*1 の直接的/間接的バイオスティミュラント*2 資材としてのニーズ確認調査(対象国:パキスタン)を申請いたしました。直接的に植物が本来持つ力を引き出し、安定した生育と収穫を促進する「バイオスティミュラント資材」として、さらに間接的にバイオ製剤の安定化剤として働く機能性糖質トレハロースを活用し、現地における農作物の安定確保や品質向上の可能性を追求することを目的としています。
本調査を通じ、サステナブルな農業の実現に貢献できるよう、今後もより一層の研究開発と事業展開に邁進してまいります。

JICAニュースリリース:2025年度「中小企業・SDGsビジネス支援事業(JICA Biz)」:62件の採択を決定 - JICA

JICA日本語ホームページ:JICA - 国際協力機構

*1 トレハロースとは
植物、昆虫や微生物などの生物に含まれており、自然界に広く存在する二糖類です。生体内では、乾燥状況下で細胞や組織を保護する作用があることが、古くから知られています。これまでの研究により、トレハロースの水和力やガラス特性といった物理化学的性質が、細胞保護作用に寄与していることが明らかになっており、食品や医薬品、化粧品等の分野で利用されています。

*2 バイオスティミュラントとは
植物や土壌に働きかけ、植物が本来もっている免疫力や環境ストレス(乾燥、高温、低温など)への耐性を引き出す資材のことです。化学肥料や農薬の低減につながる次世代の農業技術として、世界的に注目されています。

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