ナガセヴィータ株式会社(本社:岡山市北区 代表取締役:万代隆彦)は、環境配慮型素材として注目される「トレハ®」および「AA2G®」製品群において、カーボンフットプリント(CFP)※の算定のためのライフサイクルアセスメント(LCA)※※を行ってまいりました。このたび、当社のCFP算定方法が国際規格「ISO 14067」に準拠していることが、国際的な認証機関であるソコテック・サーティフィケーション・ジャパン株式会社(SOCOTEC Certification Japan Co., Ltd.)により保証されました。
この適合確認は、長瀬産業株式会社(本社:千代田区大手町 代表取締役:上島宏之)が実施したものです。NAGASEグループでは、カーボンニュートラル経営の推進とともに、戦略製品に対するLCAの導入を進めており、本保証はその重要なマイルストーンとなります。
NAGASEグループは、今後も信頼性の高い環境データの整備と開示を通じて取引先やパートナー企業との連携をさらに深め、サプライチェーン全体での環境価値創出に貢献してまいります。

※カーボンフットプリント(CFP)とは
製品やサービスのライフサイクル全体(原材料の採取から製造、流通、使用、廃棄まで)において排出される温室効果ガス(GHG)をCO₂換算で数値化したものです。環境負荷を「見える化」することで、企業や消費者がより持続可能な選択を行うための指標として活用されています。
※※ライフサイクルアセスメント(LCA)とは
カーボンフットプリント(CFP)を含む、資源消費、水使用、酸性化、富栄養化など、複数の環境影響カテゴリを包括的に評価する手法です。製品やサービスの環境負荷を、ライフサイクル全体を通じて定量的に分析することで、より持続可能な製品設計や経営判断に役立てられます。