社員食堂で地元食材クロダイ料理を提供 ~持続可能な海のあり方を知識と味覚で実感~

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ナガセヴィータ株式会社は、社員食堂にて岡山県産クロダイの特別メニューを提供し約120名が堪能しました。
本イベントは、環境省 中国四国地方環境事務所や岡山県水産課などが推進するクロダイをはじめとする地元水産物の消費拡大の取り組みに賛同し、企画・実施したものです。

当日は、食事の前にクロダイ等の地魚の消費拡大がもたらす意味について講話がありました。まず、環境省の里海づくり推進専門官の赤田氏より、「持続可能な海の在り方 ~豊かな里海とは?~」と題して、クロダイをテーマに取り巻く環境変化と課題についてお話がありました。次に、岡山県水産課の職員の方から、クロダイの魅力や消費拡大へ向けた取り組みと実績の紹介がありました。

また食堂の一角では、岡山水産物流通促進協議会と岡山県水産課による地魚に関する展示ブースが設置されたほか、岡山県漁業協同組合連合会による県産水産物の加工品の展示直売会が開催され、「前浜の高級魚」であるクロダイなどの旬の時期や美味しい食べ方などの紹介があり、多くの社員が関心を寄せました。

なお、当日のメニューには当社のトレハ®や水溶性食物繊維ファイバリクサ®が使用されました。社員においては、地元食材を味わうだけでなく、自社素材の活用例やその効果を実感する機会にもなりました。

○環境省 赤田氏からのコメント
クロダイの課題は、地球温暖化による海水温上昇や餌となるプランクトンの減少、養殖魚の台頭などによる水揚げ価格の下落など、さまざまな要因が絡んでいますが、それらは「豊かな里海づくり」を意識し、行動することで解決できます。クロダイ含め、地元のお魚の地産地消は、豊かな里海づくりの一環として生物多様性を守り、持続可能な海につながることを知って欲しい。

○岡山県水産課からのコメント
クロダイは、岡山では昔からさまざまな調理法で食べられてきました。令和3年度に県が実施した「おかやま旬の魚総選挙」では、秋を代表する魚の第1位に選ばれ、また、「第10回Fish-1グランプリ」では岡山県産クロダイを使ったなめろう丼が準グランプリに選ばれるなど、その美味しさには実績があります。

(左)「豊かな里海とは?」について講話する環境省 赤田氏 (右)クロダイの魅力と美味しさの実績について語る岡山県の職員
(左)展示ブースの様子 (右)当日のメニュー

■当日メニュー
・クロダイの炊き込みご飯(トレハ®でふっくらご飯に)
・クロダイの香草パン粉焼き(トレハ®で下処理し、冷解凍による魚臭さを低減)
・クロダイのミンチつみれ入り味噌汁(トレハ®の下処理で冷解凍による魚臭さを低減、ファイバリクサ®で食物繊維付与)

■関連情報
里海ネット【環境省】
岡山県 豊かな岡山の海を目指して

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