『ニューズウィーク日本版』の本誌とWEBに、トレハロースを使った文化財保護に関する記事が掲載されました

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『ニューズウィーク日本版』の本誌とWEBに、トレハロースが文化財保護に貢献している内容の記事広告を掲載しました。
また『ニューズウィーク日本版』WEBに、当社製品である「林原・新古糊」に関する記事も掲載されました。

文化財保護にも貢献 トレハロースの力

長崎県の松浦市立埋蔵文化財センターでは、13世紀後半に沈んだ元寇船を引き揚げ、保存処理を行っています。
トレハロースを使用するこの保存方法は「トレハロース含浸処理法」と呼ばれ、文化財の保存処理を飛躍的に向上させています。
その最前線で日々継続される取り組みを紹介しています。

また、新潟県長岡市では、新たな保存対象として鉄製遺物の保存処理が進められています。
幕末に活躍した蒸気船『順動丸』の巨大な鉄製シャフト(長さ4.3m、重さ約4トン)の保存処理にもトレハロースを使用し、この処理により鉄の腐食が抑制され、錆びなくなります。

木および鉄製品、どちらの文化財保存にも、トレハロースの有効性と作業性、安全性が確認されており、「トレハロース含浸処理法」は今後、国内外の遺跡出土遺物の保存に大きく貢献すると思われます。この分野におけるトレハロースの展開と可能性にご期待ください。

●『ニューズウィーク日本版』
・掲載日:2024年3月26日
・媒体名:ニューズウィーク日本版
・タイトル:「文化財保護にも貢献 トレハロースの力」
 沈没船遺物の保存処理に活躍する多機能糖質トレハロース
 貴重な歴史資料を未来につなぐ「新技術」に迫る
ニューズウィーク日本版「文化財保護にも貢献 トレハロースの力」

●『ニューズウィーク日本版』WEB
「食品だけじゃない? 元寇の沈没船遺物も保存できる糖質「トレハロース」の機能と可能性」

日本の紙文化財を守る素材「新古糊」

掛け軸や巻き物の本紙と裏打紙の接着に使用される「古糊」は、製造に約10年の年月を要するため、急なニーズに対応できないという弱点がありました。
2010年に当社が発表した「林原・新古糊」は、古糊とほとんど同じ機能を持つ上に、約2週間という短期間で製造可能です。その価値と開発背景をご紹介いただきました。
ぜひ、ご一読ください。

●『ニューズウィーク日本版』WEB
「掛け軸、巻き物...日本の紙文化財を守る素材「新古糊」の凄さ」

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