コミュニケーションデザイン部

「毎日ごはんが食べられるのも、あたりまえだと思ってた。」
自分に置き換えて気づいたのは、"授業" を受けた10歳の女の子。
毎日の食事をまともに食べられない途上国の子どもたちが、学校給食の提供をきっかけに教育まで受けられることを学んだのです。
ナガセヴィータは、新たな取り組みとして「SCHOOL OF FOOD(スクール オブ フード)」を開催しました。
スクールオブフードとは、身近な「食」のハテナについて、知って、触れて、食べて、多角的に楽しく学ぶ、これからを生きる子どもたちに向けた食育プロジェクトです。
第1回は2024年11月、地域住民のみなさまや社員家族に向けた「ナガセヴィータまつり」会場の一角で開催しました。
4つの授業と4つの体験ブースを設け、4つの共創先にご協力いただきました。
つながる:国連WFP協会(授業・体験ブース担当:ナガセヴィータ)

ナガセヴィータはマテリアリティ「安定的な食料確保」の実現に向け、国連WFPを通じて学校給食支援を行っています。授業では「給食が食べたいから学校に行きたい!どうして?」をテーマにナガセヴィータ社員による15分間の授業を行いました。体験ブースでは、世界の給食を当てるパネルクイズで、その国の農水産物や暮らしぶりが学校給食のメニューに反映されていることを知ってもらいました。世界の給食に関する情報は、国連WFP協会にご協力いただきました。
育てる:カカオハンターズ

先生は、焼き菓子やジェラートに当社のトレハロースを使ってくださっている共創先「カカオハンターズ」。授業「チョコレートは何からどうやってできているの?」では、原料のカカオがどんなところで育って、どんな工程でチョコレートになっていくのか、実際に試食しながら学んでもらいました。体験ブースでは、本物のカカオ豆をすくって板チョコ1枚に必要な重量を当てるゲームに挑戦し、カカオの香りや手触りを感じてもらいました。
食べる:omoや545 (オモヤゴーヨンゴ)

先生は、アレルゲンフリースイーツの工房とカフェを営む「omoや545(オモヤゴーヨンゴ)」。授業「みんなで食べられるお菓子ってどんなもの?」では、アレルゲンを知ることで、みんなが安心して同じものを食べられることを学んでもらいました。体験ブースでは「卵」「小麦」「エビ」などアレルゲンの的に玉を当てるゲームに挑戦し、アレルゲンの種類を知ってもらいました。
運ぶ:岡田商運

先生は、岡山から全国へ、未来の物流を担う総合物流企業「岡田商運」。授業では「食品はどうやって運ばれてくるの?」をテーマに、トラックなどでモノを運ぶ物流の仕組みをクイズで楽しく学んでもらいました。体験ブースでは実際に食品やいろんなモノを運んでいる大型トラックが登場!ステップを3段登って運転席に座り、ハンドルを握る体験に興奮を隠せない子も。記念にチェキで撮影したプリント写真を持ち帰っていただきました。

授業は事前予約制で小学生以下各20名が参加、体験ブースは大人でも子どもでも誰でも参加できるかたちで催し、イベント全体で約200名の方が参加してくださいました。クイズが楽しくて、トラックに乗りたくて、何度も体験ブースを訪れてくれる子どもたちもいました。
わたしたちは今後も、多様なステークホルダーのみなさまと手を取り合い共創することで、子どもたちの未来につながる活動を続けていきます。
◇共創先のWebサイトはこちらから
・国連WFP協会
・カカオハンターズ
・omoや545(オモヤゴーヨンゴ)
・岡田商運
Nagase Viita Presents スクールオブフード -SCHOOL OF FOOD- Nov. 17, 2024