このたび、NAGASEグループの食品素材事業体であるNagase Food Ingredientsとして、株式会社林原(本社:岡山市北区 代表取締役:安場直樹 以下、「林原」)は、海外の外食産業におけるトレハロース(製品名「TREHAⓇ」)の理解度向上を目的に、米国の料理大学「The Culinary Institute of America」(以下CIA)において、米国、カナダのシェフら12名を招聘したワークショップを開催しました。
今回のイベントは、国連持続可能な開発目標(SDGs)17ゴールの中の「2.飢餓をゼロに」、「12.つくる責任つかう責任」に貢献するものです。北米のトップシェフを含む食品開発担当シェフを対象に、TREHAⓇの特徴でもある、おいしさを保つ優れた機能(鮮度を保つ)を活用することで、フードロスへの対策、フードサービスオペレーションの改善や全体のコスト削減、料理のクオリティー向上などに役立つ素材としてTREHAⓇを紹介しました。実際の試作実演を通じ、TREHAⓇの機能は北米の料理業界でも活躍する場が多いことが明らかになりました。なお、このワークショップの詳細は、新たに立ち上げたTREHAⓇグローバルWEBサイト(英語)で公開していきます。(https://www.nagase-foods.com/treha/)
今後、Nagase Food Ingredientsは、TREHAⓇによるフードロス対策や、おいしさの向上に、教育的観点からもグローバルに貢献できるよう情報発信を行い、海外の外食産業にも積極的に紹介していきます。

ワークショップ概要
タイトル | TREHAⓇ Culinary Discovery Workshop |
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期間 | 2019年11月18日(月)~ 20日(水) 3日間 |
場所 | 米国 カリフォルニア州 ナパ郡 Culinary Institute of America at Copia |
参加者 | 北米のトップシェフや、食品開発に携わるシェフ達。米国、カナダから12名 |
講師と内容 | バーバラ・アレキサンダー シェフ(CIA)モデレーター |
主催者 | 株式会社林原 Nagase Food Ingredients |
参加シェフの反応
TREHAⓇの使い方と効果を披露していただくため、長年使用されている播川シェフによる「日本食への応用」、さらに、望月シェフによる「洋菓子への応用」を、参加シェフの前で実演をしていただき、試食では感激の声が上がりました。
大量の食材を扱うフードサービスや、バンケットなどで大人数の食事をタイミングよく提供しなければならないシーンでは、生野菜、果物のフレッシュさをいかに長く保つか、冷凍食品の活用と調理時間の調整などは常に重要課題である中で、その解決の糸口になり得るTREHAⓇの機能性に注目が集まりました。
感謝祭が直前の時期にあたり、特に七面鳥やチキンへの効果に関する質問も多く、実際の試作で、ジューシーな肉質、美しい焼き色など、TREHAⓇの使用により、食材がよりおいしく食べられるようになった点は参加者全員を驚かせました。
※ワークショップ後のバーバラ・アレキサンダーシェフのインタビューは こちら (YouTube)
米国料理大学The Culinary Institute of America (CIA)
1946年に設立された世界最大の料理大学CIAは、外食産業界のハーバード大学と呼ばれており、充実した施設やカリキュラムはもちろん、ニューヨークのトップ10のレストランのうち7軒のシェフはCIA卒業生という実績がある。本部であるニューヨークの他、2016年秋にカルフォルニア州ナパ郡に開校したCopiaは分校キャンパスとして、アメリカのワイン産業とともに発展するファインキュイジーヌをリードするシェフの育成を行っている。




◆本プレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社 林 原 広報室 担当:小林 TEL:086-224-4315