株式会社林原は、「林原ライフセミナー」を岡山で2023年3月13日に開催いたします。5回目となる今回は、「老腸相関、健康寿命延伸」をテーマに京都府立医科大学の内藤裕二先生にご講演いただきます。
日時 | 2023年3月13日(月)13:30~15:20 |
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タイトル | 第5回林原ライフセミナー テーマ「老腸相関、健康寿命延伸」 |
講師 | 内藤裕二先生(京都府立医科大学生体免疫栄養学講座 教授) |
プログラム | 13:00~ 受付開始 |
場所/定員 | 岡山・山陽新聞社「さん太ホール」/250名(先着) |
対象 | 一般、医療関係者、管理栄養士・栄養士、企業の製品担当の方など |
聴講料 | 無料 ※会場での聴講特典:林原オリジナル マスキングテープ、林原美術館入館券 |
主催/後援 | 主催:株式会社 林 原/後援:岡山市、株式会社明治 |
お申込み | 事前申込みが必要です。下の「参加申込み方法」をご確認ください。 |
お問合せ先 | TEL.086-224-4315(平日10:00~17:00) |
脳と腸は密接に影響し合う「脳腸相関」がある!
「大きなイベントの直前に、緊張して急にお腹が痛くなった」「異動などで生活環境が変わって便秘になった」…このような経験のある方は意外と多いはず。これらは、脳が自律神経を介して、腸にストレスの刺激を伝えるために起こる現象です。
逆に、腸に疾患を持つ方は、その腸の影響が脳に伝わり、不眠や頭痛、食欲減退、無気力などの脳神経系の症状があらわれます。このように脳と腸には互いに影響を及ぼし合う「脳腸相関」という関係があります。ストレス社会と言われる現在、メンタルヘルスを考えるうえで「脳腸相関」は注目すべき健康テーマと言えます。
腸内環境を良好に保つ「腸活」が健康長寿の秘訣!「老腸相関」にも注目!!
ヒトの細胞は約37兆個と言われています。一方で、ヒトの腸には、なんと1,000種類、100兆個もの腸内細菌が棲みついており、腸内で人間に有益な物質を作り出しながらヒトの健康を支えています。
多くの長寿の方々に共通しているのは、善玉菌のエサとなる食物繊維を豊富に含む豆類や野菜、魚介類などが中心の食生活です。こうした食事により腸内環境を良好に保つ「腸活」がなされ、メタボリックシンドロームや動脈硬化などの生活習慣病の予防、さらには認知症やうつ病の予防にも有効であることは既に分かっています。
さらに、老化と腸内細菌叢の関係性も次第に明らかになっています。最近の研究で、ある種の腸内細菌には、免疫細胞を増殖させ抗炎症作用を促したり、脳神経の老化の進行を抑制したりする抗老化作用が報告されています。腸管の老化を制御することが健康長寿を実現するカギの1つである可能性が高まっており、これからは、「老腸相関」にも注目が必要です。
今回のセミナーでは、腸内細菌の仕組みや働きを分かりやすく解説いただきながら、腸管の老化の制御が健康寿命延伸につながること、また、腸活が人と地球の健康を考えるうえでの重要なキーワードになることなどもご紹介いただきます。
※林原ライフセミナーとは
林原では2017年度から、一般の方々を対象とした講演会「林原ライフセミナー」を開催しています。人々の生活に密着したライフに係る内容をテーマに選び、消費者の皆さまに役立つ情報の発信を行っています。
過去には、
○第1回 健康長寿のための食事作り最前線 「生きる喜びを創造するおいしい嚥下食へ」
○第2回 食の安全・健康情報 「食の情報 ウソ?ホント?フェイクニュースに騙されない科学的思考を身につける」
○第3回 栄養と健康 「腹八分目のメタボ対策と、しっかり食べるフレイル対策」
○第4回 口の健康、アンチエイジング 「口から始める全身の健康 うるおいアップで元気に長生き!」
などを開催しております。
【参加申込み方法】 【後日オンライン配信】のみを希望される場合: |
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●第5回林原ライフセミナーのチラシ こちら