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研究開発

常識にとらわれず、変化を恐れない
それが”発想力”

ナガセケムテックスの開発の原点となるのが「発想力」。

常識にとらわれず、これまでのやり方を大胆に変えることで、課題解決の糸口を見出す力です。例えば、ナガセケムテックスが独自に開発した「シート状エポキシ封止材料」。これは封止材料を“ゲル状”にすることで、部品の形状に正しくフィットする流動性を持ちながら、流入してはいけないところには入らないという、相反する課題を解決するものです。物質の変形や流体の粘性を精密にコントロールするレオロジー制御技術、それにエポキシ樹脂の特性を知り尽くした経験とノウハウを組み合わせることで、これまでの限界を打ち破るブレイクスルーが可能になりました。

そして、これをシート化するという、さらに一歩踏み込んだ発想。液状では汚れの付着・洗浄など取扱が面倒であった封止剤が、あたかも部品と同じように取扱うことができるようになったことで、電子部品の製造における複雑な工程をより効率的なものへと生まれ変わらせたのです。ナガセケムテックスの「発想力」は、このように、新たな価値を生み出す画期的な製品群として結実しています。

NAGASEグループと連携した研究開発体制

各事業部内に設置している製品開発部門と、新規事業の創出および事業部への技術支援を目的とした全社の新規開発部門が研究開発業務を担当しています。事業部の製品開発部門は、顧客に密着して的確にニーズを把握しながら、新製品の開発・改良をスピーディーに実施しています。また、全社の新規開発部門は、社内の組織を横断するタスクフォースや、NAGASEグループとの連携を通じて、技術動向や市場ニーズを把握し、大学や研究機関などとも連携しながら、新規事業分野への参入を目指しています。

ナガセケムテックス研究開発体制