座談会
社員の言葉から知る、
グローバル感&研究開発環境
事業部間の垣根が低く、社員同士が顔や名前を把握した上で、
仕事を進められる環境が当社の魅力。
グローバル感と研究開発環境について、6名の社員が座談会。
知的財産担当者も特別参加!熱い意見が交わされました。
MEMBER
北川偉之
機能樹脂事業部
2010年入社
工学研究科
応用化学専攻修了- 仕事内容
- エポキシ樹脂を使った
接着剤の開発
小林紀
精密加工材料事業部
2018年入社
物質創成科学研究科
物質創成科学専攻修了- 仕事内容
- 半導体や液晶の製造工程における、
フォトリソグラフィ工程で使われる薬品の開発
常田義真
機能化学品事業部
2012年入社
工学研究科
物質・化学系専攻修了- 仕事内容
- 導電性コーティング材の開発
折口和希
機能化学品事業部
2014年入社
自然科学研究科
化学生命工学専攻修了- 仕事内容
- 機能性コーティング材料の開発
小泉佑果
企画・推進本部
2014年入社
農学研究科
食品生物科学専攻修了- 仕事内容
- 特許出願、調査等、
知的財産権に関わる業務全般、
技術契約書作成・契約交渉の助言
本気で語ろう!
私たちはここで化学を究める
兵庫県たつの市※は、世界に最も近い町
私たちの感じるグローバル
※兵庫県たつの市 ナガセケムテックス播磨事業所の所在地
最近まで海外に赴任されていた方もいらっしゃいますよね。海外とどのように関わっているのですか?
- 折口
ナガセケムテックスは、アジアやヨーロッパに拠点がありますが、北川さんは最近まで北米にあるEngineered Matarials Systems(略称EMS)社にいましたよね。EMSはどんな会社でした?
- 北川
出向先のEMS社は、絶縁や導電接着剤の研究開発や製造・販売を行っており、ナガセケムテックスと似たような事業を展開している会社です。バックグラウンドとなる知識や使用する装置も似ていたので仕事上戸惑うことは少なかったですし、EMS社の社員も気さくな方が多かったので居心地もよかったです(笑)。
- 折口
EMS社では何の開発をしてたんですか。
- 北川
EMS社で4年間、自動車メーカーや自動車の部品メーカー向けに特殊な接着剤を開発していました。私は日本で約5年間、同様の製品を開発していたので、それをそのままアメリカに持って行ったという感じです。
- 折口
もともと、ヨーロッパでニーズが伸びていて、その流れがアメリカでも起こるのでは、という予測のもとに行かれたんですよね。
- 北川
そうです。実際、現地で多くの新しいお客さまと開発案件を進めることができました。評価結果のフィードバックを貰いながら開発が進んでいくことで、手応えを感じましたね。
- 折口
私はフィンランドの子会社、INKRON社に約3ヶ月行ってきました。INKRON社は印刷機器に向けたナノインクやペースト材料に基づくプリンテッド・シロキサンにおいて強みを持っているメーカーです。今、デバイスメーカーは、より薄型でありながら、画面の鮮度を高めた色を出せるディスプレイへと移行しています。この時代のニーズに非常に役に立つ技術を日本のナガセケムテックスに持ち込み、大きな事業部に成長させていこうということですね。
- 北川
フィンランドはどうでしたか。
- 折口
まあ、ちょっと寒かったですね。ちょうど冬の時期でしたし。でも、オーロラは見ましたよ(笑)。今回の出張で一定の成果は得られたので、これからナガセケムテックスでどのように成長させていくのか、楽しみです。
みなさん、それぞれ海外でご活躍ですね。さらに深く海外での経験を聞かせて下さい。
ラボベースで行っていたことが、
海外の顧客先でスケールアップ!

国内においても、海外案件を手がけることは
多いのですか?
- 常田
私はディスプレイまわりの材料の開発をしています。ディスプレイの製造拠点は中国に集中していますから、海外のお客さまの評価をいただくため、昨年は中国、韓国、台湾に合計10回以上、出張しました。頻繁に行くようになってからは、体力的にはきついこともありましたね。仕事の進め方も国によって多少違いますし。でも、お客さま先で初めて、約2メートル角のガラス製のディスプレイ画面が全自動で搬送されてきて、そこに私が手がけた液剤を塗布する場面を見ることができた。ラボベースで行っていたことが、こんな大きな製品に生かされていることを知り、うれしかったですね。
- 小林
研修を終え、昨年から開発の仕事に携わるようになりました。初めてのお客さまが海外のお客さま。いきなりグローバルです(笑)。私が携わっているのは液晶や半導体の製造工程で使用されるエッチング剤。液晶や半導体の主戦場はアジアですので、お客さまもアジアが多いです。正直、海外のお客さまだから、という気負いはないですね。学生時代、アメリカに留学したことはありますが…。
おおっ!
- 折口
なんだか、それだけで負けた気がする。勝ち負けじゃないんだけど(笑)。
- 小林
開発はうまく行かないことが続くこともありますが、ちょっとしたひらめきでうまく行ったときはうれしいですね。
開発した技術を守るのが特許です。
今日の座談会の特別ゲスト、小泉さんは、知的財産担当として、どのような仕事をしているのですか?
- 小泉
私は特許や契約書を扱っていますが、国によって法律や商慣習が異なるので、それに合わせた仕事が必要になりますね。また、取り扱う技術がコアになる技術なのかどうかによっても対応が変わります。技術をどう評価していくのかは難しいところですが、この仕事にはやりがいを感じています。
次のテーマは
ナガセケムテックスの
技術者スピリットを知る。
研究開発環境を深掘り!
「おもしろそうなら、やっていいよ」
ときには枠を超えたチャレンジもOK

ところで、研究開発の環境はいかがですか?仕事のしやすさを感じるポイントはありますか?
- 北川
私の所属する機能樹脂事業部では、昨年、新棟を建設しました。オフィスには、製品開発のほか、品質管理や生産管理など、さまざまな部門が集まっていて、全体を見渡せる構造になっています。奥にカフェテリアがあるのですが、コンセプトが〈他部門の社員とお互い抱えている課題を話合う場〉というもの。リラックスした雰囲気の中で、部門の壁を越えて話し合うことで、ひらめきがあったり、良い解決策が見つかったり。そんなスペースができたのはうれしいですね。
- 常田
私の部署は主に導電材料を扱っているのですが、導電に限らず、非導電も扱っているんですよ。これは「おもしろそうなら、やっていいよ」という上司の判断がきっかけです。実際、私も手がけています。もちろん、本来の担当案件を進めていくことが前提ですが。ナガセケムテックスの利益につながることであれば、多少枠を超えても、やってみればいい。そんな風土は確かにありますね。導電ばかりでは視野が狭くなるので、異なる分野の知識を組み合わせて、何ができるのか考えるのも楽しいです。
- 小泉
確かに、ときどき予想外のテーマが出てくることもありますね。スタートアップの段階から特許についての相談を受けることがあるのですが、えっ、そんなところに目をつけたの、みたいな(笑)。ときどき、びっくりさせられますね。
- 小林
入社する前は、会社って、もっと窮屈なところかなというイメージがあったんですよ。ナガセケムテックスの規模であれば、開発だけやっていればいいのではなく、フォローも含め、製品に一貫して携われると思って入社したので、予想以上に自由な環境のもとで、仕事をしています。
- 折口
ナガセケムテックスには、いろいろな人がいるなあと思っています。上司の指示のもとに動く、というよりも、社員それぞれ長所もあれば、苦手なこともあるわけで。それを生かしたり、克服したりしながら、どう成長していくかは自由、という社風です。私の場合は、2014年入社ですので、これからは、自分がどのように成長すれば、ナガセケムテックスにメリットを与えられるような人間になれるかが、新たなテーマです。
キャリアの描き方も自由度が高そうです。個性をつぶされることなく、のびのびと働ける環境のようですね。
- 小泉
ライフステージの変化に応じて、柔軟に働き方も変えられる会社です。男女ともにいろいろなキャリアパスが描ける会社だと思います。
- 折口
〈こうなりたい〉と発信すれば、ナガセケムテックスはバックアップしてくれる。これから社内でどんな動きをしていきたいか考えていくことにも、楽しさを感じています。
グローバルな市場でのお話から始まり、
ナガセケムテックスの型にはまらない社風も伝わってきた座談会でした。
本日はありがとうございました!