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分解液に浸すだけで簡単に剥がせるを実現。

易解体性接着剤
<室温硬化・加熱硬化タイプ>

「接着後のやり直し」「被着体のリサイクル」および「分解液の再利用」
サステナブルも諦めません。

  • 特長

    • マルチマテリアル接着性
    • 高接着
    • 室温硬化
    • 非毒劇物・無溶剤
  • 導入効果

    • 軽量化
    • サステナブル
    • 工程短縮
    • コストダウン

易解体性接着剤の紹介を動画で見る

易解体性接着剤とは

通常の使用環境では強力な接着性能を保持できるが、剥がしたいときに被着体のダメージを抑えて分解・解体し剥すことのできる特殊な構造を含む接着剤のことです。
易解体性接着剤は、使い終わった製品や貼り付けの失敗など工程中の不具合品を材料の接着部分と分離できるのでリサイクルや再利用を促進できます。

易解体性は、サステナブル(持続可能)な社会を実現するための重要な技術となります。ナガセケムテックスでは次世代モビリティや自動車(車載部品)、建築・建材、医療機器、スポーツ用品や電子部品に使われている「樹脂と金属」、「金属と金属」、「樹脂と樹脂」などさまざまな基材で使用できる易解体性接着剤の開発を進めリサイクル効率を高めることで企業のサステナビリティの取り組みを支援します。

  • 01部品のリサイクルが可能

    • 硬化後の樹脂を簡単・安全に分解、
      被着体の再利用が可能。

    • 特殊分解液にて樹脂を分解、樹脂が溶け込んだ特殊分解液自体も再利用が可能。
      *注:加熱硬化タイプのみ

    易解体性接着剤 
    硬化物解体の様子

    易解体性接着剤 
    解体プロセス比較

    【易解体性接着剤のメカニズム】

    易解体性接着剤には「室温硬化グレード」と「加熱硬化グレード(エポキシ樹脂)」の2タイプがあります。
    室温硬化グレードには、ジスルフィド結合(SS結合)を接着剤の樹脂の構造の中に入れています。
    分解液にはジスルフィド結合を分解するチオール基を含有しており易解体性接着剤で接着した基材を浸漬することで結合の組み替えがおこり結合が切れます。一度、組み替えが起こると分解液を復元させる成分が働き分解液に戻り、戻った分解液がさらにSS結合を切断します。これを繰り返し分子の鎖を短くしていくことで易解体性接着剤は分解液の溶剤に溶けやすくなります。

  • 02特徴および利点

    • 通常使用環境下では良好な接着性能を保持。

    • 特殊分解液を使用し、温和な条件で接着構造を解体できるから、被着体をダメージなくリサイクル、
      コスト削減に貢献。

用途

  • 次世代モビリティ

  • 車載

  • 建築・建材

  • 医療

  • スポーツ

お問い合わせ

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