製品概要

amXact(アムザクト)は、植物の根に共生する微生物であるアーバスキュラ菌根菌(AM菌)を使用した土壌改良資材です。

AM菌は、陸上植物の約80%と共生が可能※1で、植物の根に侵入し、土壌中にあるリン酸などの重要な栄養素の吸収を助け、植物の成長を促進します※2

また、AM菌は病害虫への抵抗力向上、環境ストレス耐性の向上などに効果があると論文等での報告も多数あります。

※1 アブラナ科、タデ科、ヒユ科などの一部の植物には共生できません。
※2 大阪府立環境農林総合水産研究所との難波葱へのamXactを適用した共同研究結果。

大阪府環農水研との共同研究結果

アムザクト 製品イメージ
製品パッケージ(一例)

提供価値

1. 植物の成長促進

AM菌は植物の根と共生し、土壌中のリン酸や他の養分を効率的に吸収し、植物に供給します。これにより、植物の成長が促進されます。

2. 化学肥料の削減

AM菌の利用により、化学肥料の使用量を減らすことができます。これは環境負荷の軽減にもつながります。

3. 土壌の健康改善

AM菌は土壌の構造を改善し、水分保持能力を向上させる効果があります。これにより、土壌の健康が向上し、作物の耐病性も高まります。

4. 収量と品質の向上

AM菌を使用することで、作物の収量や品質が向上する事例が多く報告されています。例えば、ネギや大豆などでの実証試験では、収量が増加し、品質も向上したとの報告があります。

5. 環境適応力の向上

AM菌は植物の環境適応力を高め、干ばつや豪雨などの気象変動に対する耐性を向上させる効果があります。

特長

高いプロパギュール数

土壌中にAM菌のプロパギュール(※)が多く存在しており、感染率が高く植物の根に菌根菌が多く感染している状態です。これにより、植物はより多くの養分を効率的に吸収することができます。

※ AM菌のプロパギュールとは、AM菌が植物の根に感染するための「感染単位」を指します。具体的には、菌根菌の胞子、菌糸片、根片などがプロパギュールとして機能します。

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