環境負荷低減を目指し、国内最大級オゾン発生量のメタウォーター製 排水処理設備を採用
ナガセケムテックス株式会社(代表取締役社長:藤井
悟、本社:大阪府大阪市、以下「ナガセケムテックス」)播磨事業所(兵庫県たつの市)は、環境負荷低減を目的として、メタウォーター株式会社(代表取締役社長:山口
賢二、本社:東京都千代田区、以下「メタウォーター」)のオゾンAOP(Advanced
Oxidation
Process:促進酸化処理)設備を採用し、自社廃水の浄化処理を行います。
本設備は、メタウォーターが水道・産業向け水処理分野で培ってきたオゾン技術を生かし、オゾンと過酸化水素の併用による強い酸化力で、排水中の難分解性有機物を効果的に分解処理するもので、産業排水処理向け設備としては国内最大級のオゾン発生量*となります。
ナガセケムテックス 播磨事業所では、特殊エポキシ化合物などの製造過程で生じる廃水を自社の排水処理設備で浄化処理を行い、基準値以下の水質で河川へ放流しており、環境負荷低減の取り組みとして、排水の処理方法、設備の改良・改善を行っています。
そのような中、さらなる環境保全への貢献と、持続可能な生産活動の両立を図るため、難分解性有機物の効率的な酸化分解と水質汚濁の指標であるCOD(化学的酸素要求量)の低減を両立でき、排水基準値を大幅に下回ることが期待できるため、本設備の採用を決めました。
また、これまで浄化しきれなかった廃水を産業廃棄物として処理していましたが、本設備により、これらの廃水も社内の排水処理設備で浄化できるため、廃棄物削減による環境負荷低減にもつながると考えています。
ナガセケムテックスは引き続き環境負荷低減に取り組み、持続可能な生産活動の構築を進めてまいります。
* メタウォーター調べ
メタウォーター株式会社 Webサイト
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