インクロン社とパートナーシップの強化
ディスプレイ・タッチセンサー・ウエアラブル市場強化へ
長瀬産業株式会社
ナガセケムテックス株式会社
左端:長瀬産業株式会社 執行役員 奥村孝弘
中央:Inkron Oy社CEO Juha Rantala
右端:ナガセケムテックス株式会社
代表取締役社長 礒野 昭彦
長瀬産業株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:朝倉 研二、以下「長瀬産業」)およびナガセケムテックス株式会社(本社:兵庫県たつの市、代表取締役社長:礒野
昭彦、以下、「ナガセケムテックス」)は、Inkron Ltd.(香港法人)の株式を発行済み株式総数に対し8.9%取得しました。これによりInkron Ltd.(香港法人)の全額出資会社であるInkron
Oy(フィンランド共和国 ヘルシンキ、最高執行責任者Juha
Rantala、以下、インクロン社)との提携関係をさらに強化してまいります。
インクロン社はディスプレイ、LED、電源IC、半導体、プリンテッドエレクトロニクス各産業向け次世代材料のテクノロジーリーダーです。インクロン社が保有する最先端シロキサン重合体化学の能力は、コスト効率に優れたナノ材料の製造処理工程と合わせて、ハイテク・アプリケーションにおける優れた性能上の利点を備えた広範なカスタム化された材料による製品を実現します。同社は、今後もフィンランドにある同社R&Dセンターにて独自の合成技術を用いたシロキサン材料を開発していきます。
一方、NAGASEグループは、中核製造会社であるナガセケムテックスが長年にわたり蓄積してきた独自の合成技術・配合技術を駆使して、インクロン社との共同開発を推進し、量産技術と品質管理システムを活用したグローバルな供給体制の確立を目指します。そして長瀬産業及びNAGASEグループ販社は、今後活発な販売活動を行っていく予定です。
NAGASEグループは、今回のパートナーシップ強化により、グループ一体となって特異的な光学特性を持つ材料が求められるディスプレイ・タッチセンサー・ウエアラブル市場での事業強化を図っていきます。
■インクロン社概要
代表者: | Juha Rantala | |
本社所在地: | フィンランド ヘルシンキ | |
設立: | 2013年 | |
主な事業内容: | LED、照明、ディスプレイ、光学、半導体、プリンテッドエレクトロニクス、電子部品向け次世代材の開発・製造 | |
URL: | http://www.inkron.com/ |
■ナガセケムテックス概要
代表者: | 礒野 昭彦 | |
本社所在地: | 大阪市西区新町1-1-17 | |
設立: | 1970年 | |
主な事業内容: | エポキシ樹脂変性品等の高機能樹脂、フォトリソグラフィ用薬液、エピクロルヒドリン誘導体、アクリルポリマー、導電性ポリマー、液晶材料、キレート剤、殺菌・抗菌剤、酵素・リン脂質の製造販売 | |
資本金: | 24億円 | |
URL: | https://group.nagase.com/nagasechemtex/ |
本件に対する問い合わせ
長瀬産業株式会社
電子化学品事業部 電子機能材料・プロセス部
TEL:03-3665-3284 FAX:03-3665-3950
財務部 商事法務・広報課
TEL:03-3665-3028 FAX:03-3665-3930
URL:
http://www.nagase.co.jp/