機能性樹脂&ゴムランキング
高機能な樹脂とゴムの独自ランキングを作成しました
高機能樹脂・高機能ゴムは、汎用グレードでは得られない高い耐熱性・耐薬品性・機械的強度・耐候性・寸法安定性などを備えており、自動車、航空宇宙、電子・電気、医療、化学プラントなどの過酷な使用環境で広く使われます。
その一方で、価格が高めだったり、加工条件や設計に特別な配慮が必要な場合も多いです。最終的には、必要な性能とコスト、製造プロセスを総合的に検討して材料選定を行います。
当ページでは、さまざまな指標をもとに高機能な樹脂やゴムをランキング形式でご紹介します。
伸びる樹脂&ゴムの引張強度ランキング
引張強度とは、材料に引張りの力が加わったとき、破断するまでに耐えられる最大応力のことを指します。
これは材料がどの程度の荷重に耐えられるかを示す基本的な機械的特性の一つであり、材料選定や製品設計において重要な指標となります。
これは材料がどの程度の荷重に耐えられるかを示す基本的な機械的特性の一つであり、材料選定や製品設計において重要な指標となります。
樹脂&ゴムの衝撃吸収性(損失正接 (tan δ) )ランキング
損失正接(tan δ) とは、弾性体や高分子材料が振動や変形を受けたとき、エネルギーをどの程度「粘性損失」として熱などに変換するかを示す指標です。
樹脂&ゴムの反発弾性(反発弾性率)ランキング
反発弾性率(Rebound Resilience) は、ゴムやエラストマーなどの弾性体が衝撃や一時的な変形を受けたとき、入力されたエネルギーのうち何パーセントを弾性的に返すかを示す指標です。
樹脂&ゴムの接着性(T字剥離強度)ランキング
T字剥離強度(T-peel strength) は、2枚の薄板やフィルムなどを重ね合わせて接着し、その端部をT字型に引っ張って剥離する際の強度を測定した値のことです。
これは、接着剤の剥離抵抗を評価する代表的な試験の一つで、薄く柔軟な材料(金属箔、樹脂フィルム、ゴムシートなど)同士の接着性能を知りたいときに特によく用いられます。
これは、接着剤の剥離抵抗を評価する代表的な試験の一つで、薄く柔軟な材料(金属箔、樹脂フィルム、ゴムシートなど)同士の接着性能を知りたいときに特によく用いられます。
樹脂&ゴムの耐候性(経年劣化)ランキング
「耐候性が高い」とは、屋外や過酷な環境において、紫外線、熱、湿度、風雨などから受ける影響に対して性能を長期間保つ能力が優れていることを指します。
耐候性を評価するためのさまざまな指標(光沢保持率や黄変度など)を用い、指標別にランキングを作成しました。
高い引張強度と伸び率を併せもつ新素材「RLR(ラバーライクレジン)」
従来の樹脂材料では、柔軟性と耐久性の両立が難しい課題がありました。この課題を解決する新素材として、ゴムのような柔軟性と優れた耐久性を兼ね備えたラバーライクレジンを開発しました。
伸縮性、耐傷性に優れ、衝撃吸収性や耐薬品性も備えています。室温で硬化するため加熱炉が不要で、省エネにも貢献します。電子部品のコーティングから建築資材、自動車部品まで、幅広い分野でご活用いただけます。
伸縮性、耐傷性に優れ、衝撃吸収性や耐薬品性も備えています。室温で硬化するため加熱炉が不要で、省エネにも貢献します。電子部品のコーティングから建築資材、自動車部品まで、幅広い分野でご活用いただけます。

