樹脂&ゴムの接着性(T字剥離強度)ランキング
接着性を表すT字剥離強度とは
T字剥離強度(T-peel strength) は、2枚の薄板やフィルムなどを重ね合わせて接着し、その端部をT字型に引っ張って剥離する際の強度を測定した値のことです。これは、接着剤の剥離抵抗を評価する代表的な試験の一つで、薄く柔軟な材料(金属箔、樹脂フィルム、ゴムシートなど)同士の接着性能を知りたいときに特によく用いられます。
T字剥離強度が高いというのは、「曲げを伴う剥離モードにも粘着層が追従して破断しにくい」ことを示し、柔軟で耐久性のある接合が望まれる用途に大きなメリットがあります。一方で、剛性が高く脆い接着剤はT字剥離試験では値が低くなりがちなので、引張・せん断に強いだけでなく、実使用環境での曲げ・剥離を想定した設計が重要になります。
樹脂&ゴムの接着性(T字剥離強度の高い順 )ランキング
※ランキングで紹介している数値は一般的なものであり、実際にはメーカーやグレードにより異なりますのでご注意ください。
高い引張強度と伸び率を併せもつ新素材「RLR(ラバーライクレジン)」
従来の樹脂材料では、柔軟性と耐久性の両立が難しい課題がありました。この課題を解決する新素材として、ゴムのような柔軟性と優れた耐久性を兼ね備えたラバーライクレジンを開発しました。
伸縮性、耐傷性に優れ、衝撃吸収性や耐薬品性も備えています。室温で硬化するため加熱炉が不要で、省エネにも貢献します。電子部品のコーティングから建築資材、自動車部品まで、幅広い分野でご活用いただけます。
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