育苗

育苗期からの「amxact」の接種が、
定植後の成長を支え、寄与する

育苗期の環境で効率よく菌を定着させることで、苗の質を高め、ほ場への定植後の活着、その後の生育を安定化

定植後のスタートダッシュを決める「育苗期の培土混和接種」

あらかじめ規定量の「amxact」を育苗培土へ均一に混ぜ合わせる、確実でコストパフォーマンスに優れた基本の使用方法です。 この際の混合は、AM菌を均一に培土中に分散させる必要があるため、機械を使用した混合を推奨いたします。

一方で、適切な使用方法で接種していただかなければ期待する効果を発揮することは出来ません(下記、試験参照)。「amxact」を使用する際に、混合方法、接種量、混合の強度の何れか1つでも不適切だった場合、陽性率※1は大きく低下します。 この混和培土をセルトレイや育苗ポットに詰めて通常通り播種を行うことで、発芽直後の苗の根へ、初期段階から確実にAM菌を共生させます。

育苗期に十分な共生関係を構築しておくことで、ほ場へ定植した直後から確実な活着と環境ストレス耐性を発揮します。定植時の活着不良を防ぎ、初期生育を強力に促進します。いつもの育苗工程に組み込むだけで、気候変動に負けない「強い苗」を作り上げます。

※1 陽性率とは、培土に「amxact」を混合し、セルトレイ充填して播種した場合の各セルの「菌根形成の有無の割合」を表した指標です。

amxact 基本使用方法 徹底図解 amxact 基本使用方法 徹底図解
試験概要

因子と水準
 作業者:A、B
 混合方法:徒手混合、機械混合
 接種量:1g/セル、0.1g/セル
 資材混合強度:強、弱

育苗概要

作物種:ネギ(Allium fistulosum ‘冬彦’)
培土:2.5倍希釈ニッテン育苗培土
(バーミキュライト:ニッテン育苗培土=3:2, v/v)
接種方法:培土混和
育苗トレイ:200穴セルトレイ
播種量:5粒/セル
潅水:1回/2日
施肥:無し
育苗条件:当社温室(温床およびヒートポンプ式送風冷暖房機による加温:25℃)
播種日:2025/12/12
育苗期間:播種後60日

各処理区の50セル中の共生した個体の数

各処理区の50セル中の共生した個体の数

必要最少量をピンポイントに届ける、経済的な「植穴接種」

イチゴやトマトなどの苗を定植する際の「植穴」に、「amxact」を適量投入する方法です。その上から苗を植えることで、新しい環境へ伸び出そうとする若根が、「amxact」の生菌とダイレクトに接触します。

移動性の低いAM菌だからこそ、根に直接接触する接種方法は極めて効果的です。定植直後の最もデリケートな時期の根に素早く共生し、初期の吸水・吸肥能力を大幅に高めます。近年の深刻な猛暑や乾燥による「活着不良」を抑え、定植後のスムーズな活着と初期生育を強力に促進します。