シンプルかつ確実:amxactの効果を最大限に発揮させる使用方法と留意事項
AM菌の生物学的特性上、十分な効果を得るために不可欠な培土選定などの重要事項について解説
菌根菌との共生には、前提条件として適切な土壌環境や施用方法が必要です。amxactは、リン酸過剰な土壌や、特定の培土成分、正しい施用位置(根への直接接触)など、効果を最大化するための条件を科学的に検証しています。失敗を避けるための妥当な技術情報を開示しています。
適切な効果を発揮していただくために
育苗時の培土へ均一に混ぜ合わせる方法、種をまく穴(播種穴)への直接施用など、AM菌と作物の根を確実に接触させる手法が原則となります。AM菌は根の内部に入り込んで機能する微生物であるためです。
amxactに含まれるAM菌は生きた微生物であり、使用する土壌の成分や他の微生物との相互作用によって植物との共生が著しく阻害される場合があります。以下の条件下では、殆どあるいは全く共生が成立しないため、事前の確認と適切な培土の選定をお願いいたします。
1. リン酸成分が過剰に含まれる培土での使用
植物が吸収しやすい可給態リン酸が過剰に存在する環境では、植物側がAM菌との共生を必要としなくなるため、菌の定着(共生)が著しく低下するか、全く進まなくなります。
2. 菌寄生性の真菌(トリコデルマなど)が含まれる培土での使用
トリコデルマ属などの菌寄生性をもつ真菌があらかじめ添加、または多量に含まれている培土では、AM菌の生存や生育が阻害され、ほとんどあるいは全く共生にいたりません。