ソルビトールやグリセリン、ペンタエリスリトールなど多官能のエポキシ化合物で、樹脂の架橋剤、塗料の密着性向上、繊維・紙の改質などに用いられます。
多くは水溶性で、繊維や紙の製造など水周りの作業に適しており、VOCフリーなどの環境に優しい架橋剤です。

ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ヘキサンジオール、フタル酸などを母骨格としたエポキシ化合物で、高水溶性架橋剤、樹脂改質剤などに用いられます。
多くは低粘性であり、反応性希釈剤としても幅広くご使用いただけます。

2－エチルヘキサノール、フェノールなどの単官能エポキシ化合物で、反応性希釈剤、樹脂安定剤などに用いられます。
親水性、疎水性の両方の製品をラインナップしておりますので、使用目的、状況に応じて使い分けることが可能です。

塩素含量が大幅に少ない低塩素タイプのエポキシ化合物です。
塩素による品質の劣化が問題となる電子材料や塗料などの反応性希釈剤としての用途でご使用いただけます。
脂肪族エポキシから芳香族エポキシまで幅広い製品をラインアップしております。

植物由来原料を使用したバイオベースエポキシ化合物です。
石油ベースの(枯渇性資源)の従来原料から、
バイオベース(植物由来)への切り替えにより、サステナブルなエポキシ架橋剤の製造を実現しました。
また、原料植物の光合成によりCO₂排出量の低減にも貢献します。