製品タイプ / 透明電極タイプ

特長・用途・塗工プロセス

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特長

こんな問題にソリューションをご提案します。

・タッチセンサーを付けるには、面積が小さすぎてコストが合わない…
・球面部分にタッチセンサーを付けたいが、曲げられない…
・フレキシブル、ストレッチャブルなデバイスにタッチセンサーを付けたい…
・センサーの配線パターンが気になる点
・人体に安全でアレルギーフリーの生体センサーを付けたい…

特長

透明性

存在はさりげなく、しっかり電気を伝えます。

導電性ポリマーのPEDOT:PSSは可視光領域で特徴的な吸収が少なく、薄膜で使用可能なため透明性の高い導電膜が得られます。
塗膜の表面抵抗率は102~103Ω/sqを発現するので、しっかりと電気を伝えます。

簡単・低温プロセス

時代はプリンタブルエレクトロニクス。

特別なスパッタ装置など導入しなくても汎用的な印刷装置、コーティング装置で導電膜を作成できます。プリンタブルエレクトロニクスで注目を集めているスクリーン印刷で低コスト・簡単にパターニングができます。
グラビアコーター、ダイコーター、スリットコーターなど、汎用的な塗工機でコーティングが可能です。80℃~130℃の低温プロセスにて製膜ができるため、耐熱性の低い樹脂にもご使用いただけます。

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加工・柔軟性

センサーのデザインを自由自在に。

デナトロンのベースは、導電性ポリマーなので、加工性に優れ、ITOなどの無機物ではクラックを生じやすかった曲面でもご使用いただけます。
伸びにも追従するため、製膜後成形し、3D形状のスイッチも作成できます。導電性ポリマーの柔軟性を活かし、繊維にコーティングし、導電性繊維としてもご使用いただけます。配合技術にて、耐洗濯性なども付与出来ます。

生体適合性

身体と端末を優しくつなぐかけ橋。

PEDOT:PSSは親水性、生体適合性があり、安全な物質です。金属アレルギーの心配もないので、人に直接触れるような生体センサーなどの用途に最適です。

用途

  • タッチパネル・タッチスイッチの透明電極

    タッチパネル・タッチスイッチの透明電極

  • 自動車、家電などのLEDタッチスイッチの透明電極

    自動車、家電などのLEDタッチスイッチの透明電極

  • ウェアラブルデバイスなどの生体センサー

    ウェアラブルデバイスなどの生体センサー(心拍数などの測定)

  • 有機ELデバイスの補助電極

    有機ELデバイスの補助電極

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塗工プロセス

透明電極タイプの塗工プロセスの一部をご紹介いたします。この他にも様々な塗工方法を適用できます。

スクリーン印刷

パッド印刷