受託生産

排水処理施設

当社では、排水の負荷量や処理量、含有物等に応じて多様な選択ができる処理体制をとっています。
排水は当社で一次処理した後、同工業団地内にある福井県浄化センターへ送液します。
福井浄化センターにて環境規制に対応できるように最終処理を行い、日本海へ放流されます。
災害リスクやトラブルにも対応できる体制となっています。

活性汚泥処理

排水処理施設01

好気性微生物に排水中の有機物を分解させる処理法です。
現場から送液される工程排水、釜洗浄水や床排水などが主で、一旦大型の原水槽で均一化し、活性汚泥にて処理しています。

活性汚泥処理
処理方法 活性汚泥処理
処理排水 低COD排水
曝気槽容量 1,600m³
400m³×4
処理能力 500COD-kg/日
処理前COD 2,000~3,000mg/L
処理後COD 250~300mg/L
処理後SS 100mg/L
放流量(現在) 300m³/日

凝集沈殿処理

排水処理施設02

中和処理や適切な凝集剤の添加などを行い、凝集沈殿処理とフィルタープレスによる負荷分離を行います。
一時処理された処理水は活性汚泥処理にて処理し、分離された残渣は産業廃棄物として外部協力会社にて処理をします。

凝集沈殿処理
処理方法 凝集沈殿処理
処理排水 中COD排水/スラリー系排水/重金属排水
タンク能力 40m²×2基
ゴムライニング

焼却処理施設

排水処理施設03

高COD排水をさらに濃縮後、噴霧して焼却処理し、生成した無機塩類を水溶液にして排出しています。

焼却処理施設
処理方法 液中燃焼方式
処理排水 高COD排水
処理能力 30m²/日
濃縮前廃液ベース
使用燃料 A重油
補助燃料として廃油の使用が可能。