シェーディング補正により高精度な欠陥検出を実現
照明ムラ、レンズ収差、検査対象の緩やかな状態の変化などを補正するために多彩なシェーディング補正機能を有し、高精度な欠陥検出を実現します。
また、多段階のリアルタイムデジタルフィルタや多諧調膨張収縮処理により、淡い欠陥の検出や、表面状態の悪い中での欠陥も検出が可能です。
また、エッジ検出機能により、蛇行する検査対象物に対してもエッジぎりぎりまでの検査が可能です。
欠陥画像を最大64,000画像までリアルタイムに切り出し可能
リアルタイム欠陥自動切り出し機能搭載。大容量画像メモリの搭載により、欠陥画像を最大64,000画像までリアルタイムに切り出せます。
そのほか、切り出し処理実行時にもスルー画像表示ができる画像選択機能や、複数台のラインカメラからの画像をモニタ上に合成し表示する複数台カメラ同時スルー画像表示機能も装備しています。欠陥の検査状況をリアルタイムに確認することができます。
複数の検査条件による欠陥検出が可能
入力画像に対して複数の検査条件による欠陥検出が可能です。例えば、最適なフィルタ条件を別々に設定することで微小欠陥と淡いムラ欠陥を同時に検出可能です。また、分岐並列処理と様々な欠陥特長量の組み合わせにより充実した欠陥分類が可能です。