製品一覧 / SCANTEC 8000
特長1 高速処理
高速画像処理 最大処理速度は240MHz(オプション320MHz)
SCANTECシリーズは、最新のラインセンサ画像処理プロセッサです。
WEB検査(フィルム・紙の表面・金属などの検査に対応)、BATCH検査(カットフィルム検査・カットガラス検査・ドラム検査などに対応)におけるインライン高速欠陥検査に対応しております。
従来の検査装置では成し得なかった高速画像処理や、より薄い表面の欠陥検出にも対応する外観検査の最新技術を盛り込んだ超次世代機です。
また、市場のニーズに応えて、320MHz高速画像処理を実現しました(オプション)。シェーディング補正、各種フィルタ処理、2値化、特徴量計測などすべての処理が最大320MHzで行えます。例えば、40m/minの搬送速度で、走行方向分解能13.3µm/scanが実現可能です。
画像処理ボードを増設することによりラインカメラの接続台数を増やし
複数のカメラを同時平行処理することが可能
システム構成の基本は、コントロールボードと画像処理ボード。コントロールボードがホストコンピューターとの通信を行い、画像処理ボードがビデオ信号からの欠陥抽出処理を行います。
すべての処理ボードにはCPUが搭載されており、ラインカメラの台数・系列数に合わせて画像処理ボードを増設することにより、欠陥抽出処理(ラベリング)が遅れることはありません。また、ラインカメラごと・系列ごとに各種検査パラメーターを独自に設定することができます。また、専用ハードウェアによる高速処理により欠陥多発時でも安定的に検査が可能です。