リチウムイオン二次電池 電極シート
ナガセテクノエンジニアリングは、モバイル・電気自動車におけるリチウムイオン二次電池のさまざま工程で検査システムを導入しております。
リチウムイオン二次電池の部材に使用されるアルミ泊、銅箔、セパレータ、正極・負極塗工の製造工程に弊社の検査システムが導入されております。
正極・負極塗工の製造工程では連続塗工、間欠塗工に対応し、各幅計測や塗工長計測や欠陥検出を同時に行い欠陥情報のアウトプットをおこなっております。
FPD用フィルム検査
ナガセテクノエンジニアリングは、⻑年の経験で蓄積した光学系のノウハウを駆使して、LCD・PDPなどのフラットパネルディスプレイ(FPD)⽤各種フィルムの外観検査アプリケーションを提案しています。
特に、偏光板・TAC・位相差板・PET・PMMA・AG・AR・LR・レンズシート・拡散板・導光板・反射板などの部材検査で実績があり、Web上のインライン検査として、原反の製膜⼯程からコーティング・めっき・貼合などの加⼯⼯程、リワインド・スリットなどの後⼯程までトータルにサポート。
また、最終⽬視検査の代替⽤途として、枚葉型の検査システムまで柔軟に対応しています。さらに、ユーザーニーズに対応して⾼速化、⾼分解能化、⼤容量処理、リアルタイムマーキングシステムの開発なども対応しています。SCANTECは独⾃の技術でフィルム検査の現場に貢献します。
タッチデバイス検査
ナガセテクノエンジニアリングは、入力ディバイスとして脚光を浴びているタッチスクリーン(タッチパネル)・タッチウインドウを生産されているお客様の「外観検査」をサポートいたします。
タッチスクリーン、タッチデバイスの製造においては、フィルムの塗工工程ではムラ、スジ等の欠点が発生しやすく、光学製品としては重大欠陥となりますので、それらのリスクを確実に検知できるラインを構築する必要があります。
ナガセテクノエンジニアリングでは、これらフィルム検査の課題を解決する様々なノウハウと実績を有しており、専門スタッフによるサポートを通じて検査装置導入までの時間短縮、手間やコストの削減を実現すると共に、検査に関する様々なノウハウを御社内部にも残します。
また、当社のフィルム検査装置 「SCANTEC」は、お客様の現場の声を結集して開発された、カスタマイズ性に優れた、超高速・超高精度の検査装置で、これまでこれまで検出不可能であった薄い凹凸、薄いスジ、ムラ、ハードコート傷の検出に寄与します。
キズ検出用照明
フィルム、タッチパネル、LCD(液晶ディスプレイ)に関する「キズ検出」の課題をお持ちのお客様には、キズ検出用照明をご案内することがあります。
従来の検査方法では、傷検査を精度高く行う場合、光分解能で検査するためにカメラの台数を増やし、結果的に多大なコストがかかってしまうケースが多く見受けられました。 また、光学配置を工夫する場合には、十分な設置スペースを確保することが必須となり、画像処理による強調を行う場合においても、地合いとの識別が困難だったりと、現場には様々な課題があります。
ナガセテクノエンジニアリングでは、傷検査の課題を解決するノウハウの1つとして、「キズ検出用照明」の開発を進めており、専門スタッフによる導入支援のもと、薄い縦キズの検知も可能に致します。
その他、ナガセテクノエンジニアリングでは、WEBサイトでは公開することのできない「他社にはない様々なノウハウ」を蓄積しており、個別での相談会、お持込みサンプルを使用したテストルームでの検証、詳しい資料などをご用意しております。
是非、社内でのご検討にご活用ください。
紙・不織布検査
生産速度の速い紙・不織布の⾼速画像処理に対応いたします。
不織布の検査ではカラー検査もご提案しており、お客様にニーズに合わせてシステムのご提案が可能です。
また、多彩な画像強調処理機能と柔軟な光学設計技術により、従来までは検出が困難であった薄い汚れ、全体的に発⽣するムラ、⾮常に細かいスジの検出も可能となりました。紙不織布の検査にも優れています。
ガラス検査
ガラス検査において長瀬は、フロート・フュージョンなど連続生産における板ガラス検査、ガラス切断加工後の検査、洗浄後・研磨後の検査、ITO膜・Cr膜など各種製膜工程後の検査で実績を誇っています。
異物・気泡、キズ状欠陥の分別処理や薄いキズを検出するための光学系開発、表裏の分別、点状キズの連結処理などのアルゴリズムを開発しており、搬送機としてエアー浮上型ステージやエッジ検査と組み合わせたアプリケーション、枚葉型検査システムの提案も可能です。
金属表面検査
基板、二次電池、FCCL用の金属箔検査、自動車用の鋼板検査、リードフレーム検査、圧延・電解銅箔検査、アルミ材検査での実績があり、生産環境に合わせた検査架台の設計、周辺機器の開発から、システムサポート・ご提案まで行うことが可能です。
ピンホール、異物、汚れ、凹凸、錆などの欠陥検出を管理することが可能です。常に管理、監視レベルの向上が求めれる自動車、電池、電子材料業界において製品の品質保証にもスピーディーに対応してまいります。
OPCドラムの表面検査
ナガセテクノエンジニアリングは、高度な画像処理技術、光学設計技術、プログラミング技術が要求される複写機・印刷業界の検査において、圧倒的な実績を誇っています。
特に、OPCドラム検査、スリーブ検査、各種ゴムローラー検査、アルミ素管検査で実績があり、検出したい欠陥に合わせて、専用の検査照明や検査ソフトウエアの開発も行っています。
また、ミクロンオーダーの微小欠点検出を希望するユーザーに対しては、顕微鏡を組み合わせたシステムも提供しています。キズ、スジ、表面の模様、異物、突起の検出が可能で、高いレベルが要求される本業界の品質保証に貢献しています。