食品製造ラインにおける衛生管理の重要性は日に日に高まるなか、安全で安定した除菌製品の開発に注力しておりました。
ウエットティッシュの添加剤としては一般的には塩素系や高濃度アルコールといった薬剤が用いられますが、
手荒れ等の問題もある中、より安心安全を求めて商品開発に乗り出しました。
食品添加物として認められ、かつ非常に除菌効果の高いフマル酸に着目。製品化に向けた試行錯誤の日々が続きましたが、
結局水に溶けにくいという難点がクリアできず開発を断念しようとしていました。
こんなお悩みありませんか？
-
アルコールや塩素系
で特徴がない -
口に入っても大丈夫
なものがない -
ノロウイルスに
効果がない
即溶化フマル酸DF30で解決
-
Point
効果の持続性
除菌した後も、揮発しにくいためアルコールと比較すると効果が持続します。
-
Point
ノンエンベロープウイルス
にも有効大腸菌や黄色ブドウ球菌、Ｏ157といった
食中毒菌のほか、ネコカリシやインフルエンザ、コロナなどのウイルスにも強い効果が
確認されております。 -
Point
安心安全
従来より食品添加物として利用されているため安全性が確立されています。
DF30とは？
水に溶けにくいフマル酸の欠点を補った製剤です。
- 規格
- 食品添加物製剤
(フマル酸30％含有)
- 性質
- 外観：白色液体
ｐＨ：2.3 ±0.3(1％、20℃)
- 荷姿
- 5kg入りポリ缶×3本(段ボール)
- 製造
- 第一製網株式会社
お問い合わせ・
サンプル請求をする
DF30導入事例
除菌ウエットティッシュ「フム・ナチュール」
東京メディカル株式会社
- 高い
殺菌力 - 低
アルコール - パラベン
フリー
当初のお悩み
DF30で解決
そのような中、DF30の提案を受け、早速製剤化に取り組んだところ課題であった溶解性を見事に改善。
これを契機にブレークスルーし、フム・ナチュールの製品化に至りました。
すべて食品添加物で構成された非常に安全性の高い商品でありながら、フマル酸の安定した除菌効果のおかげで、
お客様から非常に高い評価をいただいております。今後は介護や保育の業界などへの展開も視野に、
衛生管理の現場でお役立ちいただけるものと考えております。
安心・安全!すでに食品分野で先行事例多数あり
カット野菜の除菌洗浄剤としてDF30は日本国内に限らず
世界中の多くの食品工場ですでに利用されております。
通常の塩素系殺菌剤よりも安定性に優れ、
かつ繰り返し使用できますので、
SDGsへの取り組みとしても注目されている商品です。
普段私たちの口にするものへの適用ですから
その安全性は十二分に立証されており、
非食品分野にも次々応用がされております。
フマル酸は一般的にベーキングパウダーや酸味料として
食品に使用されています。
高い殺菌力をデータが立証
DF30は高い殺菌力が確認されております。
-
大腸菌(NBRC No.3972)
-
黄色ブドウ球菌(NBRC No.12732)
※DF30-0.5%は、フマル酸-0.15%に相当
※試験実施機関：熊本県産業技術センター
よくある質問
- フマル酸は水に溶けないと聞いたことがあるのですが本当に溶けるのですか？
- 溶ける量は変わりませんが、特許技術により素早く溶けるように製剤化されています。
- どの様なウイルスに効果がありますか？
- ヒトノロウイルスの代替としてネコカリシウイルスに対して効果が確認されているほか、
インフルエンザやコロナウイルスに対しても不活性効果が確認されています。
- アルコール等他の除菌成分と併用しても大丈夫ですか？
- アルコールとの併用で効果向上が確認されております。
次亜塩素酸ナトリウム等塩素系の材料との混合は塩素ガス発生の危険性がありますので絶対に避けてください。
- カビに対して効果はありますか？
- カビに対する効果は認められておりません。
- 推奨添加量はありますか？
- 最終製品に対して0.5%～1%程度の添加をお勧めします。
お問い合わせ・
サンプル請求をする