社員インタビュー

大仁医薬工場 社員M.Sさんのインタビュー

現場の9年が、開発の「解」になる。
高卒から挑む、
微生物育成の終わりなき探求

2016年入社・大仁医薬工場 工場付
M.Sさん

現場で9年積み重ねた経験を武器に、今は生産効率を高めるプロセス開発にも挑戦。
微生物と向き合い続ける技術者が語る、ナガセダイアグノスティックスの現場の面白さと変革期の挑戦を紹介します。

高校時代の「好き」を、一生モノの専門武器に変える

理化学や微生物を学んだ高校時代、私は「好き」を仕事にすることを選びました。入社して驚いたのは、授業で触れたプレートの世界が、巨大なタンクへとスケールアップしている迫力です。最初は夜勤や一人での責任ある作業にプレッシャーもありましたが、基礎知識があったからこそ、機器の原理や専門用語もすんなり理解でき、現場に馴染むのは早かったです。当社には、資格取得などの努力次第で大卒と同じランクへ昇進できる制度があり、早期にキャリアをスタートさせた分、現場を知り尽くした「プロ」としての自負を持てます。この一歩早いスタートが、今の私の揺るぎない自信と、専門家としての土台を形作っています。

大仁医薬工場 社員のインタビュー風景

「終わりなき育成ゲーム」のように、微生物の個性を読み解く

微生物の培養は、正解のない「育成ゲーム」のようです。同じ菌を扱い、同じ条件で餌をあげても、日によって挙動が微妙に異なります。そのわずかな「誤差」を分析し、「どうすればもっと元気に育つのか」を考え抜くプロセスがたまらなく面白いです。最近は製造現場での9年の経験を活かし、開発に近い部署で「生産効率を最大化するプロセス構築」に挑んでいます。例えば、収穫量を3から10へ引き上げるために餌の配合を変え、緻密にモニタリングする。自分の工夫一つで生命の反応が変わり、それが会社の利益や社会への貢献に直結する。目に見える手応えが返ってくるこの仕事には、尽きない探究心がかき立てられます。

大仁医薬工場 社員のインタビュー風景

揺るぎない「安心」があるから、変化の波を全力で楽しめる

安心して長く働ける環境があるからこそ、目の前の挑戦に没頭できます。充実した住宅補助や手当のおかげで、昨年は結婚という人生の節目を安心して迎えることができました。社内イベントも盛んで、祭りやスポーツ大会を通じて部署を超えたフランクな絆が生まれる温かい社風です。現在は「ナガセ」への転換期。これまでの受託製造に加え、自社でゼロからプロセスを構築し、新製品を量産化するというエキサイティングなフェーズにあります。風通しの良い組織で、現場を知る自分の意見が新しい工場の基盤になっていく。そんな変化を楽しみながら、自分の手で“ナガセの未来”を形づくっていけることにワクワクしています。

研究風景