お知らせ
第65回日本臨床化学会年次学術集会において
技術賞を受賞
ナガセダイアグノスティックス株式会社は、第65回日本臨床化学会年次学術集会（2025年11月7日～11月9日）において、「グリコアルブミン標準化対応キットの開発及び標準化への貢献」が評価され、技術賞を受賞しました。
グリコアルブミン（GA）は、糖尿病患者の中期的な血糖管理指標として国際的に普及が進んでいます。当社は、GA標準化対応キットの開発と標準化活動に継続的に取り組み、臨床現場における測定値の一貫性と信頼性の向上に貢献してきました。本受賞は、その取り組みが評価されたものです。
グリコアルブミン標準化対応キットとは
本製品は、グリコアルブミンを測定するキットであり、グリコアルブミン測定用常用参照標準物質（JCCRM611）にトレーサブルです。
日本国内では「ルシカ® GA-L2」として販売されています。
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グリコアルブミン（GA）とは
アルブミンにグルコース（糖）が結合した物質です。
血糖値が高い状態が続くとGA値は上昇し、治療などにより血糖値が低下するとGA値は低下します。
標準化とは
臨床検査の国際的な普及に伴い、検査値の国際的な比較可能性が求められています。標準化とは、検査項目ごとに標準物質と標準測定法を定め、測定値の一貫性を確保するための取り組みです。また、標準物質にトレーサブルな試薬の開発は、標準化を実現するうえで不可欠な要素です。
ナガセダイアグノスティックスについて
ナガセダイアグノスティックス株式会社は、2025年7月に旭化成ファーマの診断薬事業を基盤として設立されました。バイオの力で革新的な技術と製品を生み出し、グループビジョンである「人々が快適に暮らせる安心・安全で温もりある社会の実現」をパートナー企業の皆様とともに追求してまいります。
