3Dバイオプリンティングに関するプロジェクトがJST「研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)産学共同(本格型)」に採択
ナガセケムテックスと、大阪大学大学院基礎工学研究科の境 慎司教授の3Dバイオプリンティング用インクとバイオプリンタに関する共同研究開発課題が、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)による『研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)産学共同(本格型)』に採択されました。
本研究開発では、これまでに共同で開発を行ってきた技術にもとづいて、将来の医療技術としても期待される3Dバイオプリンティングの基幹となるインクとプリンタの統合的な開発を推進していきます。
3Dバイオプリンティングは、動物細胞、植物細胞、微生物、藻類などの細胞を含む3次元構造を、3Dプリンタで製造する先進技術であり、医療、環境、食品、化粧品産業の発展に大きく寄与すると期待されています。
ナガセケムテックスと大阪大学では、これまでに、柔らかく大きな構造物の高精度バイオプリントの実現に寄与するインクとプリント方法について共同で開発を行ってきました。
今後は、それらを社会実装し、医療、環境、食品、化粧品産業でさまざまな用途に利用してもらうために、JST『研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)産学共同(本格型)』の支援を受けながら研究開発・製品化に取り組みます。
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