美しい赤を表現する天然の染料「紅花」。
NAGASEグループの歴史は、この一輪の花から始まりました。
もともと「紅花」は呉の時代に中国から渡ってきたものでした。
日本には古来より藍(あい)があり、「紅花」は呉(くれ)の国から渡来した藍として、紅と書いて、「くれのあい」つまり、「くれない」と呼んだという由来が語られています。
天保三年(1832年)、当時は非常に貴重な品だった「紅花」を取り扱う事により業を興し、以来、いくつもの時代を経てビジネス領域を国内外で拡大し続けています。
この紅(くれない)から始まる長い歴史、新しい技術への熱い情熱は、NAGASEグループの一員であるナガセケミカルのDNAとして今も受け継がれています。
ナガセケミカルは、設立以来、化学を基盤とする様々な分野で、長年培ったトレーディング機能と最新の技術情報で、お取引先に‘つながり’続け、ものづくりの課題解決に貢献してまいりました。
今後さらに、気候変動や食糧危機など複雑化する社会課題・環境課題に対し、NAGASEグループのネットワークや製造・加工・研究開発機能との連携を図り、ユニークな提案をもって、皆様の期待に応えてまいります。
「温もりある未来を創造するビジネスデザイナー」を目指して日々努力して参りますので、今後ともかわらぬご支援どうぞよろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長
荒島 憲明